定番モデルのへんしんバイクは、対象年齢が3〜6歳です。
でも、2歳児だって十分に動き回る年ごろなので、何か乗り物を買ってあげたくなりますよね。
そんなときに「へんしんバイクS」の購入を検討している人も多いはず。
今回はへんしんバイクSがどういうお子さんにオススメなのかを解説していきたいと思います。
へんしんバイクSとは
へんしんバイクSは、通常のへんしんバイクをひとまわり小さくした商品です。
だから対象年齢が「3〜6歳」→「2〜5歳」に引き下げられています。
価格は同じですが、サドルの高さやタイヤのサイズに違いがあるので、その点を比較して選びましょう。
へんしんバイクとへんしんバイクSを比較(価格は同じ)
へんしんバイク | へんしんバイクS | |
---|---|---|
対象年齢 | 3〜6歳 | 2〜5歳 |
体重制限 | 30kg | 30kg |
重量 | ペダルなし/5.3kg ペダルあり/7.5kg |
ペダルなし/5.0kg ペダルあり/6.8kg |
サドルの高さ | 37.5cm~46.5cm (9cmまで調節可能) |
32cm~45cm (13cmまで調節可能) |
タイヤのサイズ | 12インチ | 10インチ |
カラー | 青・赤・黄色 公式サイト限定/ピンク・緑 |
青・赤 公式サイト限定/ピンク |
ブレーキ | あり | あり |
ペダル | あり | あり |
価格(税抜) | 14,800円 | 14,800円 |
2つのへんしんバイクを比較してみました。
この中でもポイントになるのは、サドルの高さです。
へんしんバイクSには、延長用サドルが1本無料で付いてきます。
通常のへんしんバイクは、9cmまでしか伸ばせないのに対して、へんしんバイクSは13cmまで調節可能です。
MAXの高さはそれほど変わらないので、子どもが5〜6歳になるまで使うこともできます。
4歳〜6歳になったら買い替えが必要になることも
へんしんバイクSは、サドルが13cmも調整できて、最大45cmの高さまで伸ばせます。
とはいえ、タイヤのサイズは10インチのまま。
12インチや14インチと大きさを比較すれば、一目瞭然です。
とくに男の子の場合、友達が乗っている自転車のサイズと比較して、自分の自転車が小さいことに気づき、イヤな思いをするかもしれません。
男ってそういう生き物ですよね。僕だって、友達が高級車や4WDを乗り回していたら、うらやましくなりますもん(笑)
だから、もし子どもの身長が100cmを超えはじめたら、14インチや16インチの子ども用自転車を検討してみてもいいかもしれませんね。
インチごとの適正身長は下記を目安にしてください。
- 14インチの自転車 ⇒ 92〜107cm
- 16インチの自転車 ⇒ 98〜119cm
もちろん、金銭的に余裕がないときは、そのままへんしんバイクSを使い続けるのがいいと思います。
へんしんバイクSは身長90cm前後の子どもにオススメします!
ここまで解説してきた内容を踏まえて、へんしんバイクSは身長90cm前後の子どもにオススメします。
身長90cm前後だと股下は30cm〜32cmぐらいなので、普通のへんしんバイクだと、かかとが地面に着きません。
地面に足がピタッと着くものを選ばないと、事故の原因に繋がります。
といっても身長と股下が必ず比例するわけではないので、一度自転車屋さんで試乗するのがいいでしょう。
へんしんバイクSは公道でも乗っていいの?
へんしんバイクは、ペダルを付けていない状態と付けている状態でルールが変わります。
ペダルがない場合は、道路交通法で「遊具」として分類されるので公道に出るのはダメです。公園の中だけで遊びましょう。
ペダルがある場合は、公道に出てもOKとされています。
自転車に必要な前後ブレーキ、反射板、ベルなどの装備品が揃っているので問題ありません。
でも、安全第一で考えるならあまりオススメできないです。
もし公道に出るとしても、お子さんの年齢を考慮して、必ず保護者同伴で歩道を通るようにしてください。
車がよく通る場所や坂道での使用は、メーカー側も禁止しているので絶対にやめておきましょう。
へんしんバイクSの組み立て方
へんしんバイクSは、いくつかのパーツに分けられて梱包されています。
箱を開封したら自分で組み立ててみましょう。
わざわざ自転車屋さんに持っていくほどのことではないので、自力で出来るはずですよ。
ざっくり手順をいうと、
- ダンボールを開封して付属品を確認
- ハンドルとサドルを差し込む
- しっかり固定する
この3ステップで完成します。
言葉で説明するよりも動画で見てもらった方が分かりやすいと思うので、下記にリンクを貼っておきました。
動画で登場するのは、通常のへんしんバイクですが、へんしんバイクSも同じ手順です。
ペダルの取り付けは自転車屋さんに頼んだ方がいいの?
- 後輪のブレーキと後輪を外す
- ペダルシステムを取り付ける
- 後輪を取り付ける
- チェーンを取り付ける
- チェーンカバーを取り付ける
- 後輪を固定する
- 後輪ブレーキを取り付けて固定する
- ペダルを取り付ける
- 反射板を取り付ける
へんしんバイクSにペダルを付けるときは、上記のような手順で行います。
タイヤやチェーンを扱うので、ハッキリ言って簡単ではありません。
日頃からバイクや自転車を相当イジっている人なら出来ると思いますが、それ以外の人はやめておきましょう。
メーカー側も自転車屋さんに依頼することを推奨していますし。
もし取り付け方法が間違っていたり、ナットが緩かったりすると、子どものケガに繋がることもあります。
取り付け工賃なんてそれほど高くないし、自分でやる手間が省けるのでラクですよ。
ペダルの取り付けを依頼する場合の料金
へんしんバイクが売られているお店によっては、無料または割引価格でペダルを取り付けてくれる場合があります。
そういうお店が近くにあれば、ラッキーですよね。
取り付けサービスを受ける際には、そのお店で買ったことを証明するためのレシートが必要なので保管しておきましょう。
ちなみに通常の取り付け料金は下記のようなイメージです。
- へんしんバイクの取扱店 ⇒ 1,000円〜2,000円ぐらい
- その他の自転車屋さん ⇒ 3,000円〜5,000円ぐらい
5,000円はちょっと高い気がするけど、探せば安くやってくれそうなところが見つかると思います。
出来るだけへんしんバイクの取扱店で取り付けしてもらうのがいいでしょう。
スタンドや補助輪は付けれるの?
へんしんバイクは、スタンドや補助輪を付けることもできます。
スタンドは公式サイトにて1コ900円で売られているので、そちらで購入しましょう。
補助輪はへんしんバイク専用として売られているものがありません。
そもそも「補助輪なしで自転車に乗れるようになる」というのがへんしんバイクの特徴でもあるので、公式サイトで売られていたら変ですよね(笑)
もし補助輪を買うなら、Amazonでチェックしてみたらいいと思います。
レビュー欄に「へんしんバイクに取り付けました」と書いている人がいるので参考にしてみてください。
まとめ
へんしんバイクSは、通常モデルよりもひとまわり小さいので、身長90cm前後のお子さんに向いていると思います。
でも、股下の長さは子供によって違うので、身長だけを目安にするのは目安にするのはやめましょう。
足がちゃんと地面に着いているかが大事なので、自転車屋さんで試乗して決めるのがオススメです。